~「もう一度だけ、信じてみたくて」電話の向こうにいたのは、希望でした~
「突然、彼からの連絡が途絶えたんです。理由も何もわからないまま……」
付き合って1年。順調に見えていた交際中の彼から、ある日を境にLINEも電話も完全に無視されるようになった遥香さん。
「私、何かした?」
不安と混乱、そして怒りと悲しみが入り混じる中で、共通の友人もいないため何の手がかりもなく、ただ時だけが過ぎていった。
「このまま、終わりにしていいの? でも、なぜ?」
気持ちの整理がつかず、何か理由が知りたくて、たどり着いたのが“電話占い”。
口コミで「失踪した恋人の気持ちを視た」「音信不通の相手との縁を読む」と評判だった霊感占い師に、わらにもすがる思いで電話をかけた。
電話口で話し始めると、占い師は遥香さんの名前と生年月日だけで、彼のエネルギーを読み取ってくれた。
「彼は、あなたを嫌いになったわけではありません。今は心に余裕がなく、自分の中にこもってしまっている状態。でも、あなたのことは、まだ想っている」
その言葉に、遥香さんは思わず涙ぐんだ。
彼を責めたくなる気持ちと、それでも信じたい気持ち。その両方を抱えながら、占い師の言葉に耳を傾けた。
「今は追わないで。あなた自身を整えることに集中して。彼が戻ってくるチャンスは、必ずあるから」
アドバイス通り、遥香さんは彼への連絡をいったん止め、自分の趣味や生活を見直すことに。
「彼から返信が来ない」というループから離れたことで、少しずつ気持ちが落ち着いてきた。
そして、2ヶ月後。突然、彼から「ごめん。本当に辛かった。誰とも話せなかった」と、長文のLINEが届いた。
話を聞くと、家族の事情や精神的なストレスが重なり、誰とも連絡が取れない状態だったという。
今では、またふたりで少しずつ関係を築き直している最中。
「電話占いがなかったら、私はもっと彼を責めて、関係を壊していたかもしれません。待つ勇気と、自分を信じる力をくれた占いに感謝しています」
人の心は、見えないからこそ苦しい。
でも、見えない部分を照らしてくれるのが、電話占いの存在。
「どうして?」と悩んでいるあなたにも、きっと心がふっと軽くなる言葉が届くはずです。

次回は、「既婚者の彼と別れられない女性の葛藤と転機」をお届けします。どうぞお楽しみに。