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「好き」が言えない、私の小さなプライド

恋愛コラム 恋愛

──素直になるって、意外とむずかしい。


「好きって言いたい。でも言えない。」

そんな夜が、今までに何度あっただろう。
LINEの入力欄に指を乗せて、何度も「好きだよ」と打っては消す。“送信”のボタンが、まるで地雷のように重たい。

恋に落ちた瞬間は、魔法みたいに大胆になれるのに。
時間が経つほど、好きの気持ちは大きくなるのに。
それと同じくらい、プライドも膨らんでいくのはなぜ?

素直になれば、恋はもっと近づくのかもしれない。
だけど、その一言で関係が壊れてしまうかも…と思うと、どうしても口がきけなくなる。
「もし、あっちから言ってくれたら」
「私から言ったら、重いって思われるかも」
そんな“後出し希望”の恋心を胸に、今日も私は黙って笑ってる。

女の子って不思議な生き物で、心の中では「大好き!!!」って叫んでるのに、実際は「別に〜」とか言っちゃう生き物なのよね。
本当はシンプルなのに、なぜか言葉にすると複雑になってしまう。

でもふと考えるの。
この“プライド”って、本当に私の味方?
それとも、私を恋から遠ざけている障害物?

恋愛におけるプライドって、鎧みたいなものだと思う。
ちょっとやそっとじゃ傷つかないように、心を守るために着ているけれど、同時に“近づけなくするバリア”にもなってしまう。
相手の優しさを素直に喜べなかったり、「会いたい」って言えなかったり。
──それって、なんだかもったいない。

もし、「好き」と言った結果、彼が離れていったら?
もちろん怖い。だけど、言わなかったせいで何も始まらなかったら?
その方が、あとで何倍も悔しい。

恋は勝ち負けじゃない。
先に言ったほうが損をするわけでも、負けるわけでもない。
“好き”って、強さでもあり、優しさでもあり、勇気でもある。

私たちは、誰かに好かれることを望むけれど、同時に“自分から好きになること”にも、もっと誇りを持っていいんじゃないかと思う。

だからこそ、プライドを脱いでみる。
たった一言、「好きだよ」って伝えるだけで、世界が変わるかもしれない。

とはいえ、簡単に言えないのが恋心のややこしさ。
もし気持ちの整理がつかないときは、プロの力を借りるのもアリ。
電話占いなどで、彼の気持ちやタイミングを見てもらえば、背中を押してもらえるかもしれない。

好きという言葉は、誰かの心を動かす魔法。
その魔法を信じるかどうかは、あなたの勇気次第。

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