― 元カレにLINEを送った夜、私が電話占いに救われた話
スマホの画面に表示された、最後のメッセージ。
「そっか、じゃあ…元気でね」
それが、彼との最後の会話だった。
別れてから、もう半年になる。
季節がひとつ巡っても、私の心はあの夜のままだった。
今も、連絡先は消せていない。
写真も、会話履歴も。
いつかまた繋がれる気がして、何も消せなかった。
今夜も、お酒を少しだけ飲んで、眠れなくなって――
つい、スマホに手を伸ばしてしまった。
「元気にしてる？」
LINEの入力欄に、その一言を打っては消して、打っては消す。
（どうせ、迷惑かもしれない）
（今さら…って思われるかもしれない）
でも、今日はどうしても、送らずにいられなかった。
22:46
送信。
指が震えていた。
何度もLINEを開いては、トーク画面を確認する。
既読は…つかない。
もしかして、通知オフにしてる？
それとももう、私のことなんて……
ベッドの中で画面を見つめたまま、呼吸が浅くなっていく。
「私、なんでまだこんなに彼のこと…」
気づけば、検索していた。
「復縁 LINE 未読」
「元彼 返信ない」
「LINE未読スルー 心理」
どの記事も当たり障りのない答えばかりで、
読めば読むほど、苦しくなっていく。
その中で、ひとつだけ違う雰囲気のサイトが目に留まった。
「元カレの気持ちを占える」
「今、連絡すべきタイミングかどうかがわかる」
──【ココナラ電話占い】だった。
「彼、あなたのLINE…見てますよ」
半信半疑で電話をかけた。
プロフィール写真の穏やかな女性の先生。
緊張で声が震えてしまったけれど、先生は優しく受け止めてくれた。
「別れて半年くらい経つんですが、
さっきLINEしたのに未読で…怖くて、何も手につかなくて…」
一気に言葉がこぼれて、自分でも驚いた。
先生は少し間をおいて、
「彼、あなたのLINE、ちゃんと見てますよ」
そう言った。
「でも彼、今すごく迷ってます。
“また連絡したら戻ってしまいそう”って。
でも、“まだ気持ちはある”とも出てますよ。」
泣きたくなった。
「迷ってる」
たったそれだけのことが、
どれだけ私を救ってくれたか分からない。
あの夜、誰かに話せたことが、全部を変えてくれた
先生は続けて言った。
「未読＝終わり、じゃないんです。
でも、動くタイミングと、言葉の選び方はすごく大事。
そのために、今日お電話くださったんですよ。」
不思議と、胸の中がすっと軽くなった。
彼が私を“もう何とも思ってない”わけじゃない。
私のこの想いも、無駄じゃなかった。
🌙返信が来なくて苦しいあなたへ
- 「私、嫌われたのかな」
- 「LINE送らなければよかった…」
- 「もう、彼の気持ちは戻らない？」
そんな風に思っているなら、
一度、“気持ちを誰かに話す”という選択肢を、持ってみてください。
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私のように、
「相談してよかった」と心から思える夜が、
あなたにもきっと、訪れるはずです。
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