幸せになりたくて、
忘れたくて、
“前に進もう”と決めて――
私は、今の彼と付き合いはじめた。
優しい人。
連絡もマメで、私のことを大切にしてくれる。
一緒にいて安心する。
でも、なぜだろう。
時々ふっと、元彼の顔が浮かぶ。
今彼に、何の不満もないのに…
笑い方が少し違う。
コーヒーの好みも、映画のセンスも違う。
歩くテンポ、LINEの文体、香水の匂い――
些細な違いが、
全部「元彼じゃないんだな」って思わせてくる。
(私、今彼をちゃんと好きなのかな)
(それとも、元彼を引きずってるだけ?)
頭ではわかってる。
比べちゃいけないって。
でも心が、勝手に比べてしまう。
「好き」だった記憶が、あまりにも強すぎた
元彼とは、長く付き合った。
喧嘩もたくさんしたし、泣いた日も多かったけど、
楽しかった時間のほうが、きっと多かった。
一緒にいた景色が、街のあちこちに残ってる。
ふたりで見た映画、歩いた道、
笑いあった夜の空気。
今の彼と同じ場所に行っても、
あの人の記憶が、すぐに重なってしまう。
(こんなこと、彼に言えない…)
「私、今彼に失礼なのかな」
罪悪感が、私をどんどん追い詰める。
過去を忘れられない私は、
“ちゃんと恋をする資格がない”んじゃないかって。
でも、忘れようとすればするほど、
余計に元彼の存在が濃くなっていく。
心が張り裂けそうで、
ひとりで抱えるのが限界だった夜、
私はまた、電話をかけた。
あの、何度も助けられた声に。
先生の声に、心がふっと緩んだ
「今彼を好きになれないわけじゃないんです」
「でも、元彼と比べてしまって…」
涙まじりに話すと、先生はこう答えてくれた。
「それは、“好きだった証”でもあり、
あなたが“ちゃんと今を見ようとしてる証拠”でもありますよ」
「過去の恋と、今の恋は、別のもの。
同じステージに並べる必要はないんです」
「比較」じゃなく、「感情の整理」が必要だった
「今の彼にときめきを感じにくいのは、
まだ“心の引き出し”が片づいていないだけなんです」
「元彼との思い出に“未練”があるのではなく、
まだ自分の中で“納得のいく終わり方”をしていないのかもしれません」
先生の言葉が、すっと心に染みていった。
私は今彼を、ちゃんと好きになろうとしてる。
でも、“気持ちの整理”が、まだできていなかっただけ。
私は、“比べること”を責めすぎていたのかもしれない
元彼との記憶を、無理に消そうとしなくていい。
大切にした時間があったからこそ、
私は今、優しさに気づけるようになった。
先生は最後に、こう言ってくれた。
「“今の恋を育てること”と、“過去を手放すこと”は、
どちらもあなたの心の余白に余裕が生まれたとき、自然にできるようになりますよ」
焦らなくていい。
比べてもいい。
でも、そのたびに、“今の自分”を置いてけぼりにしないであげよう。
▼元彼と比べてしまって、今彼に集中できないあなたへ
恋は、“記憶の濃さ”に引っ張られるもの。
でも、それが“今の彼を愛せない理由”とは限りません。
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