その日は、なんでもない一日だった。
彼とLINEして、軽く冗談を交わして、夜になってSNSを開いた。
偶然、共通の友人の投稿。
そこに写っていたのは――
彼と、見たことのない女の子のツーショット。
肩を寄せて、笑ってるふたり。
「最近の推しカップル!」というキャプションがついていた。
一瞬、呼吸が止まった。
指が震えるのがわかった。
何度スクロールしても、画面からあの写真は消えてくれなかった。
「彼女いるって、聞いてない」――でも、聞けなかった
彼と一緒にいた時間、
何度も、何度も「もしかして」と思った瞬間はあった。
でも彼は、
「今は仕事が忙しくてさ」
「恋愛とか面倒だし」
そんなふうに、はぐらかすように言ってた。
まさか、こんな形で知るなんて。
知らないままでいられたなら、もっと楽だったのかもしれない。
“私だけ”だって、思いたかっただけなのかな
ふたりで見た映画。
寒い日の帰り道、そっと差し出してくれた手。
「また行こうね」と笑った顔。
(あれって、全部“勘違い”だったの?)
彼はきっと、“優しい”だけなんだ。
誰にでも平等にやさしくて、無意識に人を惹きつけてしまう。
でも私は――
その“やさしさ”に、恋をしてしまった。
彼に恋人がいても、好きな気持ちは消えない
「それって、もうやめたほうがいいよ」
そう言う友達の気持ちも、正しい。
でも、「好きになっちゃダメ」って言われて、すぐ止められるなら、
恋なんてこんなに苦しくない。
連絡を取るのをやめようと思った。
SNSも見ないようにした。
でも、夜になるとスマホを握りしめてしまう。
「今、何してるんだろう」
「彼女と一緒なのかな」
心が、ぐちゃぐちゃだった。
自分を責めてばかりの夜に、誰かが必要だった
「こんな恋、やめたほうがいい」
「でも、どうやって?」
自分の心に何度問いかけても、答えは出なかった。
眠れないまま朝を迎えて、ぼんやりと仕事をこなす。
心ここにあらずで、ミスばかりしてしまった。
ふと、前にもらったメモが目に入る。
“また辛くなったら、いつでもお電話くださいね”
前回の電話占いの先生の、やわらかな声が蘇った。
もう一度、話してみよう。
この気持ちを、誰かに受け止めてもらいたい。

「好きになってしまったことを、否定しなくていいんですよ」
先生は、私の話をひとつひとつ丁寧に聞いてくれた。
泣きながら「最低ですよね、私…」と話す私に、こう言ってくれた。
「誰かを好きになるって、それだけで苦しくなることがあります」
「でも、“好き”って気持ちは、何も悪くないんです」
「彼に恋人がいるのは事実。でも、あなたのこの想いは、ちゃんと意味がある。
あなたは“誰かを大切にしたい”と思える、やさしい人ですよ」
その言葉に、涙が止まらなくなった。
誰かに“許された”気がした。
初めて、自分を少しだけ、許してあげられた。
“恋の出口”は、自分の中にある
「この恋を続けるべきか、やめるべきか」
その答えは、きっとすぐには出せない。
だけど、自分の気持ちにちゃんと向き合えたとき、
未来は必ず、少しずつ動きはじめる。
占いは、答えを押しつけるものじゃない。
あなた自身が、“自分の気持ち”を見つめなおすヒントをくれる場所。
▼「こんな恋、やめたいのにやめられない」あなたへ
恋に“善悪”なんてない。
でも、心が壊れてしまいそうなほど苦しいなら、
一度、誰かに話してみてください。

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やさしくて、信頼できる先生が、あなたを否定せずに受け止めてくれます。