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「“気を使いすぎるデート”がしんどくなる瞬間」

恋愛コラム 恋愛

──“楽しい”より先に、“疲れた”がやってくる関係ってどうなの?


「今日のデート、楽しかったね」
そう言われた帰り道。
私は静かに電車の窓に顔を寄せながら、心の中でこう呟く。
「…正直、めっちゃ疲れた。」

“好き”なはずの人との時間なのに、帰宅後にドッと疲労感。
それってなんだか、悲しい現実じゃない?

もちろん最初は、誰だって気を使う。
食事のマナー、言葉選び、相手の表情の変化に神経を張りめぐらせて、
まるで“恋のバロメーター”を手探りで探っているようなデートが続く。

だけどその状態が3回、4回…と続いていくと、
だんだんと「これ、私らしさってどこ行った?」と、自分でも分からなくなってくる。

たとえば、食べたいものを聞かれても、
「なんでもいいよ〜」と“相手の好みに寄せる”ことを優先してしまう。
本当はカレー気分だったのに、なぜかヘルシー系カフェに行ってる自分。

気を遣ってほしいところでは空気のように扱われ、
なぜかどうでもいい部分では「気にしすぎ」と言われる。
…って、それ、私の思いやりどこいった?

ここで気づいてしまうのだ。
“気を使いすぎるデート”は、恋の成長を妨げる。

なぜなら、恋愛ってそもそも“素”を出してナンボ。
居心地のいい沈黙や、ちょっとしたワガママ、笑っちゃうくらいの失敗談。
そういう“ゆるみ”が、ふたりの距離を縮めてくれるのに。

気を使い続ける関係は、やがて“気を消耗する関係”になる。
恋って、心の充電ができる時間のはずなのに、
まるでバッテリーを奪われて帰ってくるようじゃ、長続きしないのも当然。

だから私は、疲れを感じたデートのあとには、
「この人といるとき、私はちゃんと笑えてた?」って、自分に問いかけるようにしてる。

恋愛は“相手に好かれる”ゲームじゃない。
“自分らしくいられる”場所を探す旅。

もし、その旅の途中で疲れたなら、少し立ち止まって深呼吸しよう。
本当に心からリラックスできる関係は、必ずどこかにあるから。

そして、「もっと自然体でいられる恋がしたい」と思ったときは、
自分の理想を“プロの視点”で整理するのも一つの手。

恋愛に悩んだり、何を優先していいのか迷ったときは、
占いやカウンセリングで、自分の心のクセや相性を知るのも、立派な自己ケア。

疲れる恋より、整う恋。
“気を使わない”って、恋が深まっている証かもしれない。

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