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「“付き合う前提”で動く彼と、“見極め中”の私の温度差」

恋愛コラム 恋愛

──まだ“好き”って決めたわけじゃないのに、彼はもう未来を語ってくる。


彼とのデート3回目。
楽しかった。たしかに、楽しかった。
だけど帰り際に言われた「このまま付き合えたらいいなぁ」ってひと言が、
なぜだか妙に重く感じた。

私はまだ“見極め中”。
どんな価値観を持ってるのか、
イライラしたときどんな顔をするのか、
共通点と違い、笑いのツボ、生活感――
そういうのを一つずつ確認していく“時間”が欲しい。

でも彼は違った。
「いつか一緒に旅行行きたいね」
「俺の親、○○なタイプだから気が合いそう」
え、え、ちょっと待って。
その“いつか”って、私がそこに同意してる前提だよね?

恋愛って、タイミングとペースがすべて。
“付き合う前提”でどんどん進んでいく人に対して、
こちらが慎重に距離を測っていると、どうしても「温度差」が生まれる。

しかもやっかいなのが、
彼が悪いわけじゃないってこと。
むしろ誠実で、真剣で、ちゃんと私のことを考えてくれてる。
――だからこそ、断りづらいし、違和感を言葉にしづらい。

だけど、だからって自分の気持ちを置き去りにして
“付き合うスケジュール”に乗っかるのは、もっと危険。

「相手がいい人だから」
「流れで断れなかったから」
そんな理由で始まった恋ほど、後からズレが大きくなっていく。

恋に必要なのは、“期待”じゃなくて“納得”。
自分の気持ちがちゃんと「Yes」と言えるまで、
立ち止まってもいいし、迷ってもいい。

むしろ、そこで曖昧にうなずくより、
「もう少しゆっくり知っていきたいな」って言える方が、よほど誠実だと思う。

恋愛って、誰かに追いつくものじゃなくて、
お互いのペースをすり合わせていくものだから。

もし、ペースが合わないことに不安を感じたら、
それは恋が失敗する予兆じゃなくて、相手との“すり合わせタイム”の始まり

焦らなくて大丈夫。
ちゃんと向き合いたいと思うなら、きっと伝わる。
言葉にすることを恐れずに、自分の“今の気持ち”を大切にしてね。

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