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「今が楽しいから」と言うと、本気で将来心配されるアラサーのジレンマ

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──自由も恋もキャリアも欲しいのに、周囲は「将来大丈夫?」を連呼する。


「今が楽しいんです!」
そう胸を張って言ったら、親戚の集まりで3回はため息をつかれた。
友人からは「でも将来は?」と、まるで未来の破綻予告を受けているような質問攻撃。

アラサー女子のあるあるだ。
自由な時間にカフェ巡り、仕事もそこそこ順調、週末は友達と笑い合い、
恋もゆるく楽しんでいる。
でもそれを口にすると、なぜか一気に“人生設計の黒い影”が立ちはだかる。

「結婚は?」「子どもは?」「貯金は?」「老後は?」
これらの言葉は、まるで現代の呪文のように、未来への不安をあおる。
でもね、今を楽しむことは罪なの?
今の幸せが、未来の不安とイコールだなんて、誰が決めたの?

でもそのジレンマは、決して私たちだけのものじゃない。
世代のギャップ、価値観の違い、メディアが描く理想像。
それらが複雑に絡み合い、私たちの「今」を揺さぶる。

時には疲れて、
「将来のために今を我慢しなきゃ」って、心が折れそうになる日もある。

でも、忘れないでほしい。
「今」の積み重ねが「未来」をつくるのだとしたら、
今を味わい尽くすことは、未来への最大の投資かもしれない。


だから私は今日も、
周囲の「大丈夫?」をかわしながら、
自分のペースで歩く。
「今が楽しい」と言い切れるこの瞬間を、
ちゃんと大事に抱きしめて。

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