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「恋の“駆け引き”って、令和にはもう古い?」

恋愛コラム 恋愛

1章:既読をつけるタイミングで、こんなに悩むなんて

友人との女子会での話題。
「LINEの返信、どれくらい間隔あけてる?」
これ、今でも定番ネタ。
恋愛における“既読のタイミング”って、令和の今でも一種の駆け引きツールらしい。

「すぐ返すと、余裕ない女だと思われるかな?」
「焦らせたほうが相手も追ってくるって、よく聞くし…」
いやいや、もはやそれって駆け引きという名の演技じゃない?って心の中で思いながら、
私も結局、わざと3時間くらい放置してみたりする。

でも、その間じゅうスマホばかり気になってしまう。
…だったらもう、最初から返しちゃったほうが健全じゃない?

恋の駆け引きって、誰のためにやってるの?
もしかして、駆けてるのも引いてるのも、私だけかもしれない。


2章:「追わせたほうが勝ち」って、いつの時代の話?

よく言われる。
「男は狩猟本能があるから、追わせたほうがいい」
「簡単に手に入る女は飽きられるよ」
この言葉、恋愛マニュアルにもSNSにも、しつこいくらいに出てくる。

でも、それって…本当に真実?

例えば、私の友達・エミ(32歳/看護師)はこう言っていた。
「私、恋愛ってタイミングとフィーリングだと思う。駆け引きなんてしたら、せっかくのタイミング逃す」
結果、彼女はサクッと付き合って、2年後にサクッと結婚した。

一方、もう一人の友達・ミホ(35歳/営業職)は、常に“恋愛上級者”を気取っていて、
「返信は一晩空けるのが基本」「誘われても即OKはしない」などマイルールを貫いていた。
でも今は、「なんであのとき素直に気持ち出せなかったんだろう」と後悔している。

追わせることに夢中になって、大事な人を見失っていない?
駆け引きって、実は自分の感情をごまかす手段になってるのかもしれない。


3章:「素直」は、恋愛の最強スキル

ある日、年下男子と初デートした帰り道。
彼が、帰ってすぐにこんなLINEを送ってきた。

「今日はすごく楽しかった。またすぐ会いたいな😊」

えっ、まっすぐ。なんだこれ。
こっちがちょっと構えてたのが恥ずかしくなるくらい、素直すぎる言葉。

でも、めちゃくちゃ嬉しかった。

「素直」って、意外と難しい。
だって怖いから。
本心を見せて、もし相手に引かれたら?
距離を置かれたら?
こっちが好意を見せた瞬間に、“弱者”になる気がしてしまう。

でもね、素直は決して弱さじゃない。
むしろ、自分の気持ちをちゃんと自覚して、言葉にすることって、
最強にかっこいいことじゃないかと思う。

恋愛において、素直でいることが一番勇気のいること。
でも、それができたとき、恋の流れは一気に変わる。


4章:駆け引きは「好きじゃない」サインかもしれない

考えてみれば、駆け引きってなんのためにやるのか。

本当に好きだったら、
すぐにでも会いたいし、連絡取りたいし、声が聞きたい。
でも、それをストレートに出せないのは、
相手にそこまで本気じゃないからか、
もしくは、自分に自信がないから。

つまり、駆け引きをしてしまう恋って、
最初からどこか“保留”の気持ちがあるのかもしれない。

本当に夢中になった恋って、
駆け引きなんてしてる余裕ない。
会えたら嬉しいし、連絡きたら飛び跳ねるし、
「返信しないでおこう」なんて考える時間すら惜しい。

だから私は、駆け引きが必要な恋は、たぶん恋じゃないと思ってる。


5章:「好き」と言える恋を、もう一度

私は駆け引きを手放した。
「今、会いたい」って言うし、
「また話したい」って思ったらすぐ連絡する。
「気になる」って気持ちを、見え隠れさせるのではなく、ちゃんと伝える。

もちろん、全部がうまくいくわけじゃない。
正直に出した想いが、届かないこともある。
だけど、それでもいいって思えた。

だって、駆け引きで得られる“恋愛ごっこ”より、
ちゃんと想いを伝えた結果の“片想い”のほうが、
よっぽど愛おしいし、自分を好きでいられるから。

“好かれるための演技”じゃなく、
“好きだからする行動”を選びたい。


エピローグ:「駆け引きのない恋は、味気ない」なんて誰が言った?

駆け引きって、確かにスリルがある。
不安と期待が交錯して、脳内ドーパミンが乱舞する。
だけど、そのスリルが欲しいだけなら、
遊園地でも行ったほうがよっぽど健全だ。

本当に欲しいのは、
気持ちが通じ合うこと。
それだけ。

LINEの既読タイミングに悩む夜も、
「今、電話したら迷惑かな」と考える瞬間も、
全部、恋の醍醐味…ではあるけれど、
そこに振り回されすぎない自分でいたい。

駆け引きはもう卒業。
これからは、ちゃんと「好き」って言える恋をしよう。

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