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「恋愛って“しんどいもの”って思ってる時点で、ちょっと疲れてるかも」

恋愛コラム 恋愛

恋愛って、どうしてこんなに疲れるんだろう。

相手のLINEのテンションを気にして、
返事のスピードに一喜一憂して、
「今夜は会えるかな?」とソワソワして。
期待して、気を遣って、時には我慢もして、
やっとのことで会えたと思ったら、
自分のほうが好きなんじゃないかと不安になって。

あれ?
こんなに気を張って、呼吸を浅くして、
どうして私は“楽しいはずの恋”で、こんなにも疲弊してるんだろう。

本来、恋ってもっとシンプルなはずだった。
会いたいときに会って、
好きって思ったら好きって伝えて、
一緒にいられることに幸せを感じて、
ただそれだけで、心が満たされるものだったはずなのに。

いつからだろう。
“恋愛=しんどいもの”って思うようになったのは。

もしかしたら、あの時の失恋がきっかけかもしれない。
必死に愛した人に、簡単に手放されたあの記憶。
心を開いた分だけ裏切られた、あの夜の涙。

あれから私は、恋をするたびに「がんばり方」を覚えた。
相手にとって居心地のいい女になろうと努力して、
愛されるための自分を演じるのが“正解”だと信じ込んでいた。

でもそのうち、「好き」という気持ちよりも、
「うまくやらなきゃ」「嫌われたくない」が先に立つようになった。
まるで試験の答案を書くみたいに、
恋愛の答え合わせばかりしていた。

結果、“しんどい”が恋の常識になってしまった。

でも、ふと思う。
それって、恋愛が悪いんじゃなくて、
私が「無理をしている恋愛」ばかり選んできただけなんじゃないかって。

相手の気持ちを常に読もうとしたり、
好かれようと無理して自分を作ったり、
相手が喜ぶことを最優先して自分の気持ちを後回しにしたり。
そんなことを繰り返していれば、
そりゃあ恋愛は“疲れるもの”になる。

「本当の自分でいること」
それが許される恋でなければ、
安心して好きでいることなんて、できるわけがない。

だから、「恋愛ってしんどい」と感じているときは、
自分の心が「ちょっと休憩しようよ」ってサインを出しているのかもしれない。

本当に愛し合える関係は、
“頑張らなくても愛される”という心地よさがある。
誰かの機嫌をとらなくても、
弱音を吐いても、
ちょっと面倒な自分でも、
「それでも一緒にいたい」と思える人。

そういう関係に出会えたら、
きっと恋は“しんどいもの”じゃなくて、
“支えになるもの”に変わっていく。

もし今、恋に疲れているのなら、
恋をすることを一度、手放してもいい。

「誰かといること」にしがみつかなくても、
「ひとりでも私は私でいられる」と思える強さを育てる時間にしたらいい。

その余白の中で、ふと現れる誰かが、
もしかしたら“本当の恋”になるかもしれない。

だから私は思う。

恋愛って、しんどいものじゃない。
それを“しんどくしてしまう恋”に、無理してしがみついてる時点で、
もうその関係とは一度、距離を取るべきかもしれない。

あなたが楽に呼吸できる恋を、諦めないでほしい。
それはきっと、どこかにある。

そしてそれは、
あなたが“がんばらない自分”を許したときに、
きっとやってくる。

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