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「愛されたい」が先に来る恋の終わり方

ココナラ電話占い 恋愛

「好き」より「不安」が先に来る恋だった

「今、何してるんだろう」
「どうして既読なのに返信がないの?」

スマホを何度も見返して、心のどこかで彼の行動を疑っていた。
別に、浮気をしてるわけじゃないって分かってる。
でも、返信が遅いだけで、「嫌われたかも」と怯えてしまう。

私はいつも、「好き」よりも「愛されたい」が先に来てしまう。
彼の言葉や態度に、一喜一憂しすぎて、自分がどんどん消耗していった。


「ちゃんと好きって言ってほしい」その言葉の裏にあったもの

ある日、私は彼にこう言った。

「ちゃんと、好きって言葉で伝えてほしい」
「安心したいの」

彼は困ったように笑って、「好きだから付き合ってるんでしょ?」と返した。
でも、私は納得できなかった。
言葉にしてくれなきゃ、不安が消えない。
LINEの頻度が少ないと、「飽きられたんじゃないか」と怖くなる。

「愛されている証拠」がほしくてたまらなかった。
でも、それを求めれば求めるほど、彼はどんどん距離を取るようになった。


与えることより、欲しがることばかりだった

恋って、自然と「してあげたい」と思うものじゃないの?
そう思っていたけれど、私はいつしか「してほしい」ばかりになっていた。

もっと連絡してほしい
もっと愛情表現してほしい
もっと私に夢中になってほしい

それはまるで、“見返りを求める恋”。
自分が満たされていないから、彼にその穴を埋めてほしかった。

でも、どんなに求めても、その渇きは癒えなかった。


恋愛で、自分の「価値」を測ろうとしていた

冷静に振り返ってみると、私は恋愛のたびに「自分の価値」を彼の反応で測っていた。
好きって言ってくれる=私は価値がある
連絡が来ない=私は大事にされていない

まるで、彼の行動が自分の存在意義を証明してくれるかのようだった。

でもそれって、とても危ういバランスだ。
彼が疲れていて少し冷たくなっただけで、私は「見捨てられた」と思い込んでしまう。
恋愛が、まるで命綱のように感じてしまう。


「あなたがいないと生きていけない」は、愛じゃなかった

彼と付き合っていた頃、私はよく「あなたがいないと無理」と口にしていた。
でも今思えば、それは“愛”じゃなくて、“依存”だった。

彼はある日、ぽつりと言った。

「重いって思っちゃう自分が悪いのかなって思ってたけど…
やっぱり、支えきれないかも」

その一言で、私はふっと目が覚めた。

「私、恋愛をしてるんじゃなくて、彼にしがみついてただけなんだ」

その夜、私は泣きながら電話相談を利用した。


電話相談で気づいた、私の「心の穴」

ココナラの恋愛相談に電話したとき、カウンセラーの女性はこう言ってくれた。

「愛されたい気持ちは悪くない。
でも、“愛されなきゃ不安”という状態は、あなた自身があなたを認めてない証拠なんです」

その言葉に、私は涙が止まらなかった。

小さい頃、両親が共働きで忙しくて、いつも「ちゃんと見てほしかった」
その気持ちが、恋愛のたびに顔を出していたことに気づいた。

私は、“今の自分”を愛せていなかった。
だから、誰かに埋めてもらわないと不安でたまらなかった。


愛されようとしないことで、初めて愛された

それから私は、「愛されようとする」ことをやめてみた。

返信がなくても気にしない
好かれるために無理に笑わない
相手の気持ちを試さない

すると、不思議なことが起きた。
周囲の人が自然と、私の元に寄ってくるようになった。

気づけば、恋愛だけでなく、友人関係や職場での人間関係もラクになっていた。

私は、「愛されたい」と思いすぎて、自分を削っていた。
でも、自分を大切にし始めたとたん、“必要以上に愛を求める”ことがなくなった。


本当の愛は、「安心」の中にある

その後、新しく出会った彼とは、驚くほど穏やかな関係が築けた。
特別にマメでも、情熱的でもないけれど、私の存在を当たり前に尊重してくれる人。

「好きって言ってよ」と強要しなくても、
自然と伝わってくる愛情があることに、初めて気づいた。

愛は、確認しなくても“感じられるもの”なんだ。


まとめ:「愛されたい」から始まる恋は、自分を苦しめる

私はこれまで、「愛されたい」「大切にされたい」気持ちが強すぎて、
恋愛に依存し、相手に全てを委ねてしまっていた。

でも、恋は“自分を満たす手段”ではない。
自分の心を整えて、自分で自分を好きになれたとき、
本当の意味で、健やかな愛を受け取れるようになる。

「愛されたい」と思う気持ちを責めなくていい。
でもその前に、まずは“自分が自分を愛すること”。

それができたとき、
「愛されたい」なんて思わなくても、自然と“愛される人”になっている。

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